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映画批評 その197 『悲しみは星影と共に』 【訂正】 [批評-映画]

隠れた名作。

goo映画より。
解説・あらすじ - 悲しみは星影と共に(1965)

解説
エディス・ブリュックの自伝的小説「街へ行く」を、彼と、ネロ・リージ、チェザーレ・ザヴァッティーニ、イェジー・ステファン・スタウィニュスキーが共同脚色、ドキュメンタリー出身の新人ネロ・リージが監督した戦時下の悲劇。撮影は「奇跡の丘」のトニーノ・デリ・コリ、音楽は新人イヴァン・バンドールが担当した。出演は「ドクトル・ジバゴ」のジェラルディン・チャップリン、「シェルブールの雨傘」のニーノ・カステルヌオーボ、「国境は燃えている」のA・ガブリックそれに子役のフェデリコなど。

あらすじ
ユーゴの片田舎に若い娘レンカ(G・チャップリン)と盲目の弟ミーシャ(フュデリーコ)が住んでいた。レンカは眼に見える世界がどんなにすばらしいか、くりかえしミーシャに話し、いつか手術をするから、というのだった。その頃ユーゴでもドイツ軍のユダヤ人圧迫が始まっていた。彼らの父ラクトはユダヤ人で収容所に送られていた。レンカの恋人イヴァンは森にこもって最後の抵抗を続けるパルチザンだったがドイツ軍が彼らの部隊に報復手段に出たとき、二人はミーシャをつれて、まだ平和だった頃よく遊びに来た保育園に逃げた。数日後ラクトが収容所から脱走してきた。レンカは父を屋根裏部屋にかくした。
ラクトの依頼で偽の証明書作りに出かけたイヴァンはドイツ軍に発見され、負傷して帰ってきた。追ってきたドイツ軍の目をイヴァンからそらせるため、とびだしたラクトは銃弾に倒れたが、イヴァンの手当にやってきた医師は、ラクトの死を二人の子供に話すことができず、イヴァンにだけ話した。イヴァンがラクトの死をかくしていたように、レンカもまたイヴァンにかくしていることがあった。姉弟は収容所に送られることになっていたのだ。若いレンカにとって、青春の唯一の甘美な思い出は、保育園でのイヴァンとの淡い恋の数日だけだった。収容所に送られる日レンカはミーシャに目の手術のため病院に行くのだと話した。「もうすぐ、何んでもみえるようになるのよ」ミーシャの肩を抱きしめ、貨車の中でしゃべり続けるレンカの頬を、涙がとめどなく流れるのだった。



何故かこの作品はDVD化されていません。。。。
しかもどこのレンタル店店頭にも置いていません。
この作品を見たのは、中学時代にたまたま夜中の民放で放送したっきり、一度も見ていません
たった一回しか見ていませんが、とても心にしみる映画でした。
思い出しただけでも涙が出そうです。

もう一度、この作品をみてみたい。

ただ切に願う次第。
それは、この映画をすすめてくれた両親にも見せてあげたいからです。

上記に挙げたyoutubeでの本作品の音楽を聴く度、涙が溢れそうになる。
貨物列車の中で埋め尽くすほど人が乗っており、そのなかで姉弟が会話をするラストシーン。
姉はこれから起きる悲劇を知っている。
しかし、その事を弟に知らせることが酷であり、目の手術が受けられるのよと優しく答える。
不幸中の幸いか、弟は目が見えないので周りの人の憂えた顔をみることは無かった。
だから「ねぇ、ねぇ、お姉さん、今何が見えるの?」と話しかけ、姉は美しい風景があると語る。
そこが何とも言葉で言い表すことができない想いになる。

おそらく反戦争映画の中で青春を謳歌する作品は、本作品が初だったと思う。
戦争と迫害の現実から恋人同士が夢を語り希望を持つ(と認識させる)。
しかし、そう簡単に実現し得るものでは無かった。
お互いの思いやりが、返って仇となってしまう可能性があるからだ。
例えお互い分かっていても気遣うことしか出来ない。

また、タイトルの響きが良い。
いったい誰がこの題名を付けたのであろう。
相当な感性の持ち主であると思う。
あるレビューを書いた人は「タイトルと合っていない」と酷評していた。
だが、個人的にはそうとは限らないと信じてる。
「影」とは今で言う、形あるものの「影」ではない

「影」は転じて「光」となす。

辞書を引けば「星の光」と表記されているはずだ。
すなわち「悲しみと共に光明を求めて歩む」という意ではないか。


本当に心からDVD化できるように願います。
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MrSm

私はこの映画、最初と最後で泣きました。 上記にコメントされたとおりです。
by MrSm (2011-09-25 11:12) 

竜眼寺暁

MrSmさんへ☆
コメントありがとうございます。
本当に印象的な映画ですよね、特に最後のシーンが…。(泣)
これがDVD、あるいはBDが無いのが非常に残念です。
by 竜眼寺暁 (2011-09-26 11:37) 

復刻シネマライブラリー

こんにちわ!ネット検索していたらこちらのブログにヒットしました。
『悲しみは星影と共に』のDVDですが、2016年11月14日に弊社より発売いたします!
よろしかったらこちらご確認ください!
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M8Q8KDH/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1478068405&sr=1-1&keywords=%E6%82%B2%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%AF%E6%98%9F%E5%BD%B1
by 復刻シネマライブラリー (2016-11-02 15:33) 

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