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映画批評 その362 『悪人』 [批評-映画]

良く出来た作品なのに、民放のCMが邪魔でせっかくの余情が薄らいでしまった。

悪人 スタンダード・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


登録情報
出演: 妻夫木 聡, 深津絵里, 岡田将生, 満島ひかり, 樹木希林
監督: 李 相日

商品の説明
内容紹介
―モントリオール世界映画祭 最優秀女優賞受賞作品ー
第34回日本アカデミー賞最優秀賞最多5部門受賞!!
主演男優賞/主演女優賞/助演男優賞/助演女優賞/音楽賞

なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。
至高の才能たちが誕生させた映画史に残る感動のヒューマンドラマ。
世界中が注目!待望のDVDリリース!

【ストーリー】
土木作業員の清水祐一は、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。
馬込光代は、妹と2人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。
孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。
しかし、祐一は連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だった ――。
光代はそんな祐一の自首を引き止め、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かう。
やがてその逃避行の波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生をも飲み込んでいく。
なぜ祐一は人を殺したのか? なぜ光代は殺人者を愛したのか?
引き裂かれた家族の運命はどうなるのか?そして、いったい誰が本当の“悪人”なのか?


新聞は取っていないので、まさか『悪人』が地上波初放送するとは思わなかった。
たまたまチャンネルを変えていて正解だったですね。
ただ問題なのが、本編が5~6分経つとすぐにCMが入って、とても集中できたものではない。
CMが入るたびに緊張感がバリッと切れ、一気に現実へと引き戻される。
これはハッキリ言って、拷問だ。
せっかくの良質な映画なのに、作品に泥を塗っているようなものである。

それ以外を除けば、今の日本らしい題材であり、
混沌とした世界における善悪の入り乱れた悲哀が物悲しかった。
人というものは何かと「当たり前」のように生活を送っている。
その「当たり前」さが人を歪み、傲慢になり、人ですらなくなっていく…。
こうした負のスパイラルを作りだす社会自体に、大きな問題があるのだ。
人はペルソナを付けることによって社会を円滑に事を運ぼうとする。
しかし、そのペルソナを取り外す事ができなくなったとき、悲劇を招く事となる。

人は誰でも悪になれる。
ただ、正しい事を出来る勇気があるかが問題だ。


評価は90点。

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