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海外ドラマ批評 その1 『24』 [批評-海外ドラマ]

海外ドラマの再燃のきっかけを巻き起こしたのが『24』。当時は9.11の影響で一部を作り直してから放送され、3つの事件が同時進行するリアルタイムに視聴者は釘付けになった。当初は高校1年生でたまたま深夜番組を探してたら、ちょうど第1話が始まっていたのですぐにハマッてしまいました。かなり衝撃的でしばらく眠れない時があって朝まで起きてました。
ホントに面白い!いや、面白過ぎる!!キーファー・サザーランド(昔はスタンド・バイ・ミーに出演)が見事に復活した作品だ。
最近では暴行容疑で捕まりましたが、多分ジャック・バウアーの役が抜けられなくなってしまったのかな。もしくは、シーズン8の宣伝かも・・・。(そんなわけないか)
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海外ドラマ批評 その2 『ザ・シールド』 [批評-海外ドラマ]

刑事ドラマの常識を覆した問題作、という宣伝文句のこの作品。ホントにヤバイです。ハードボイルドが好きな方はきっとハマるでしょう。悪徳刑事はやはり悪運が強い!!
舞台はロスの架空の町・ファーミントン。そこは白人や黒人の他にメキシコ人やアルメニア人など、多数の人種が住む所でギャング抗争が絶えない町だ。そこのギャング対策チームとして、主人公・ヴィック率いるストライクチームが執り締まっていて、他の部署と比べて検挙率ナンバー1である。でも、裏では色々な悪事を働いている。ギャングの金(マネー・ロンダリング)を横領したり、自ら犯した犯罪を隠ぺいする為に邪魔者(ギャングの下っ端
や、時に同僚さえも)を殺人工作したりする。
彼らのモットーは、大悪を倒す為なら小悪を犯しても良い、である。
これは本当に衝撃的です。手持ちカメラで撮影しているのでリアル感があります。ある意味で『デクスター』よりもグロいシーンや過激なシーンが所々出てくるから、鑑賞する際は周りに気をつけた方が良いでしょう。
シーズン7で物語は完結します。果たして、最後に彼らが辿り着いた先は・・・・・。

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海外ドラマ批評 その3  『ローズ・レッド』 [批評-海外ドラマ]

確かスティーブン・キングのオリジナルドラマだったかな?キングのあらゆる作品を一つにまとめたドラマ(例えば『シャイニング』とか『IT』とか諸々)で、実際に存在している幽霊屋敷(アメリカのどっか)を舞台にしている。  
 あらすじ 1991年、シアトル。心理学者で大学教授のジョイスは超常現象の研究のため歴史的心霊屋敷と知られている<ローズ・レッド>の調査に乗り出す事に。集められたのは、ジョイスの恋人で屋敷の建築主リンバウアー家の末裔であるスティーブの他、様々な特殊能力を持つ人たち。果たして、屋敷に足を踏み入れた一行が遭遇した恐怖とは!?(引用 海外ドラマ AXN  TVシリーズより抜粋)

とにかく長いです(個人差あり)。235分くらいの長編作品ですが、やはりキング・ワールドに引き込まれてあっという間に終わってしまった気がする。キングの全て良いところを凝縮した、と言った方が分かりやすいだろう。人の心理描写とか、幽霊の実態が適合していて飽きが来ない。さすが、モダン・ホラー王だ。
キングの実写の中で一番出来ているんじゃないかな。『ミスト』も観てみたけど、モンスターばかりで全然怖くなかったし、ラストもそれほど驚く事も無かった。ただ、イカれた狂信者と周りの人の影響が良く出来ていて、人間って脆(もろ)い生き物だなっと思った。あと、『シークレット・ウインドウ』だって大して面白くなかった。
やっぱり、スティーブン・キングの実写は難しいのだろうな。
あと、この作品がTV映画のジャンルに分類しているけど、正しくはドラマシリーズです。

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海外ドラマ批評 その4 『HEROES』 [批評-海外ドラマ]




 シリアスな『4400』と違って、こちらの超能力ドラマは少し笑える(良い意味で)作品だ。この作品のおかげでイチローや松井秀喜よりも(アメリカ国内で)有名になった日本人(!?)マシ・オカの出世作。ヒロ役で出ているが、ヒロの相棒のアンドウは日本人の設定になっているけど、実際は韓国人。(字幕で観てると面白いです。韓国なまりの日本語が妙にツボに入る)

 それはともかく。突然能力に目覚めた普通の人たちが世界を救う、単純なストーリーだがSFドラマ王道でもある。一体何のために能力があるのか・・・・・・。世界を救うための力なのか、それとも人類を滅ぼす力なのか。シーズン1は結構面白かったが、2は微妙・・・・・。そしていま、シリーズ最高傑作といわれているシーズン3を観ていますが、最初からもうシーズン1を超えてしまった。意外な展開にハラハラしまくり。
 あのサイラー(能力を奪う悪人)が良い奴に見えてきたのは何故だろう。人間って善悪を伴う生き物だなって思った。毎週が楽しみだな。
 これはなかなか面白い作品なので、是非観て下さい。
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海外ドラマ批評 その5 『LOST』 [批評-海外ドラマ]



 あの『24』を抜いたという宣伝に騙されて観たのがキッカケです。
 最初は面白かったんだよな~。ジャックの親父が棺桶から出てきて彼を責めてくる話までは。それ以降、何だか話が脱線して「島」自体の謎に触れなかったのが残念。もっと遭難者や他の者たち、島について因果関係を深く描いてくれればハマッていたと思う。でも、日本人ってこういうのが好きなんだよね。シーズン4でやっと未来の事も出てきたが、結局謎は謎のまま。
 AXNでシーズン5が放送されるが、噂によればシーズン6の最終回までは全貌を明かさないらしい・・・・・・・・。

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海外ドラマ批評 その6 『ヤング・スーパーマン』 [批評-海外ドラマ]


 日本語のタイトルって時々噛み合わない事ってあるよね。
 確かにヤング(高校生時代~)の頃のクラーク・ケントの成長を描いているけど、本題はSMALLVILLEだから何かしっくりこない。
 それはさて置き。
 ちょうど管理人も高校一年生の時に放送されたドラマだから、結構共感する部分ってたくさんあったりした。クラークの初恋はラナという(本作のヒロイン)エキゾチックな雰囲気の女性で、最初は知り合い(?)程度の会話だったが次第に心を通い合わせる・・・・・・・。
 どちらかと言えば、ラナよりも彼の親友・クロエの方が可愛い。彼女もクラークが好きだが自分の想いを諦め、友達として彼をサポートする健気さが魅力的だ。
 それから、後にスーパーマンのライバルとなるレックス・ルーサーがカッコイイ!以外にも二人は古くから出会っていたなんて思いもよらなかった。最初はホントに良い人だったのに、父親の確執や彼を取り巻く環境が悪かったせいで悪へと堕ちてしまう。
 シーズン8で終了だったと思う。まだシーズン5までしか観ていないので今後が楽しみ。

 あっ、でもたまに関係の無い話があったりします。

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海外ドラマ批評 その7 『THE UNIT』 [批評-海外ドラマ]


『24』でデイヴィット・パーマーを熱演したデニス・ヘイスバートが主演の秘密特殊部隊ドラマ。実際にアメリカに存在している(と、言われている)部隊で、主にテロ組織の壊滅や要人の護衛が任務であるが、時に思わぬアクシデント等で追い詰められていく時もある。
面白い!!!『24』に負けないくらいのリアル感と人間ドラマ。ほとんどが実話やこれから起きうるストーリーなど、目白押しが一杯。
WOWOWでは最終シーズンを今月から放映するとの事。

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海外ドラマ批評 その8 『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』 [批評-海外ドラマ]

 この作品は実在する霊能者アリソン・デュボアが体験した事を基にしたドラマ。WOWOWではシーズン4まで放送し、近くシーズン5も放送する予定だ。
 理論的にも現実にも正しい幽霊や人間の本質の知識がある。(我ながら、どういう意味ですか)
 最初は主人公がある事件の証拠写真から事件当時が目に浮かび、当時の犯行状況が克明に説明すると(犯人が捕まり)一つも間違える事無く犯人との自白と一致し検事局にスカウトされる。
 主に幽霊が彼女に助けを求め、主人公が解決するありふれたストーリーかもしれない。だが、決定的に違うのは些細な日常を描いている事。過去だけでなく、これから起きる事も見えてしまう事。そして、同じ能力を持つ凶悪犯との対決など、単なる幽霊ものだけではなく人間の深層心理も描いた作品なのだ。たまに(殺人現場等での)スラッシャーシーンもある。
 見応えあるので未見の人は是非観て下さい。

 あと、本人が来日した時の雰囲気は危険でしたね。(一応、管理人も霊感がある)彼女の周りは幽霊が憑きまとっていたから、大丈夫なのかなあと心配しました。少なくとも8体ぐらいいたような・・・・・・・。
 ドラマは女優さんが演じているからまだ大丈夫な方。安心して観て下さい。

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海外ドラマ批評 その9 『プリズン・ブレイク』 [批評-海外ドラマ]


ウェントワース・ミラーがカッコイイ!!!囚人服が似合う俳優さんってなかなかいません。
もう既に最終シーズン前半がレンタルされているが、個人的にはシーズン2が最高傑作です。何故ならFBI特別捜査官・マホーンとの知略対決が面白いし、リンカーンとマイケルの父親との絆、謎の組織たちの行動、果てなきイタチゴッコの結末が良かったから。マイケルよりもマホーンがめっちゃ好きです。悪役なのになんか憎めない。
シーズン3も脚本家なしの中、出演者たちだけで作った内容は良く出来たと思う。

シーズン4で終わってしまうのは残念だが、ある意味でちょうど良い区切りかもしれない。
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海外ドラマ批評 その10 『アグリー・ベティ』 [批評-海外ドラマ]

 もともとはメキシコドラマ(自国では驚異の視聴率)だったのをアメリカがリメイクした作品。簡単に言えばファッション雑誌界の裏側を描いたものだが、華やかなファッションとギャップがある主人公・ベティ(歯を矯正する器具を付け、体格がポッチャリ、センスも年寄り)の前向き(天才的)な頭脳と性格のサクセス的ストーリーである。
 主人公の前向きな性格が羨ましい[ぴかぴか(新しい)]
現在、SUPERDRAMA!TVでシーズン2が放送中だ。

 ファッションに興味がある人でもない人でも十分に楽しめるドラマです。また、随所に遊び心があるシーンがあるので探してみるのも面白いかも。(一体どういう所か、是非考えながら観て下さい)
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海外ドラマ批評 その11 『CSI:Miami』 [批評-海外ドラマ]


 海外ドラマで一話完結型が面白いとしたら、『CSI:』スピンオフのマイアミがダントツ一位です。チーフのホレイショ・ケインがメチャクチャカッコイイ!!!渋くてトレンドマークのサングラスがとても似合っています。鬼捜査官とも呼ばれる通り、卑劣な犯人には容赦しない。(犯人を捕まえた時)平気で犯人を皮肉る。そういうところが好き。マイアミだからこそ範囲は広く、空・海・陸を駆け回るアクティブなホレイショが人気を呼ぶのだろう。(基本的に一ヶ所に止まる事が少ない)
 シーズン3から6にかけて繋がるストーリーもある。例としてホレイショの弟が証人保護を受けていて(本人には知らされていなかった)再会するが、シーズン5(だったか忘れたが)で何と弟が殺されてしまった。さらに、婚約者を殺した犯人を追跡して最終的に復讐を果たすが、シーズン6でブラジルの警察に連行されてしまう。
 一応秋になればWOWOWでシーズン7を放送するらしい。
 楽しみにしています。ホレイショがどんな皮肉った一言を言うか。
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海外ドラマ批評 その12 『CSI :NY 』 [批評-海外ドラマ]

 CSIシリーズの中で二番目に好きなのはNYです。マック・テイラーの冷静沈着な性格が良いです。シーズン4のストーリーは前半と後半に分かれていて、連続した展開になっている。ニューヨークの景色もだいぶ変わってきました。
 やっぱり(このシリーズの中の)女性捜査官はエイデンが一番!!途中、犯人を追いかけて殺されてしまった(ガソリンで焼かれた死体)のはかなりショックでしたね・・・・・。
 
 WOWOWではだいたい冬くらいからシーズン5を放送すると思います。
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『プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク』 [批評-海外ドラマ]


プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク [DVD]

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ようやく観れましたよぉ~。

シーズン4のラスト、
マイケルの墓標に集まったサラやリンカーンたちのシーンから4年前にさかのぼる・・・。

略式結婚でついに結ばれたマイケルとサラ、しかし、そこでFBIが来てサラを逮捕する。
容疑はマイケルの実の母親殺し。
それはマイケルたちの無実に不満を持つ者からの腹いせでもあった。

マイケルはサラを救うべく命がけで救出するのだが・・・・・・・。

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いやぁ~、またマイケルたちの活躍を見られるとは[ぴかぴか(新しい)]

やっぱり刑務所と言えばティーバックかな?
あの人は何気に笑えます[グッド(上向き矢印)]

将軍も出てくるしグレッチェルも出てきたww
やっぱりこのキャラが揃わないとね[るんるん]

笑えるとしたらこのCM!
「仰けば尊し ロング・バージョン」
これは必見です!見て下さい!!



そして泣いたww
マイケルの深い愛に泣けたww


死ぬのなら愛する者のために。
これぞ愛の脱獄!?


今度はティーバックを中心にスピンオフで脱獄を(願)
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今さらだけど 海外ドラマ『ジェリコ』第一話を鑑賞 [批評-海外ドラマ]

【作品紹介】
アメリカが核攻撃される!? そのとき、ジェリコの人々は…

核攻撃後のアメリカを生き抜く人々の姿を描いた
9トンのナッツが送りつけられたカルトドラマ!

カンザスにある小さな街、ジェリコ。その街に5年間行方知れずだったジェイク(スキート・ウールリッチ)が戻ってきた。ジェイクの目的は、祖父と約束していた生前分与の財産をもらうこと。しかし、祖父はすでに亡く、遺産ももらえずじまい。すぐさまサンディエゴに戻ろうとするジェイクだったが、その途中、巨大なキノコ雲を目撃してしまう…。ジェリコでは、テレビ放送が一斉に止まり、ネットなどの情報インフラはすべて遮断され、ついには停電になってしまう。デンバーやアトランタが核攻撃されたというウワサが広がり、人々がパニックに陥るなか、ジェリコの市長であるジェイクの父、ジョンストン(ジェラルド・マクレイニー)は、無線によって情報入手に努めようとするも、どこにも連絡がつかない。そして、放射能を含んだ雨雲がジェリコに近づいてくるのだった。 “閉ざされた街”となってしまったジェリコでは、ジェイクと父親との葛藤、はたまたジェイクと元彼女エミリー(アシュレイ・スコット)の微妙な関係、自称元警察官ホーキンス(レニー・ジェイムス)の秘密めいた行動、上空を飛んでいくミサイル(!)、そしてジェリコと敵対し、水や食料などを奪い合うコミュニティの登場など、さまざまなドラマが展開していく。
ちなみに旧約聖書には、難攻不落のジェリコの壁という逸話がある。はたして、ジェリコの人々は生き残ることができるのだろうか?(海外ドラマNAVIより)

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『LOST』に続いて謎が謎を呼ぶ、
サバイバル・ミステリー・サスペンス。
それが『ジェリコ』だという。


まず観て思ったのが、スティーブン・キングの『悪魔の嵐』を彷彿させる
田舎町のライフラインの遮断、孤立、疑心暗鬼・・・・。
なかなか面白い。
集団心理は何が起きるか分かりません。
この世の終わりが来ると、
必ず「キリストを信じよ!」
と自分が、さも予言者の如く説教して周囲の人間をマインド・コントロールし、
邪魔者を消すように暴力行為をする。
『ミスト』でもそのような描写があって、
やはり一番危険なのは幽霊よりも人間なのだなぁと感じた。

まだパイロット版しか観ていないので、続きが気になります。
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『死霊伝説 セーラムズ・ロット』 [批評-海外ドラマ]


死霊伝説 セーラムズ・ロット [DVD]

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内容紹介
「血の中に棲む戦慄―この恐怖は忘れることができない」T.Perry, LA Times
その町では“悪意”はすぐに伝染する-。

【収録内容】 本編(約181分)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
スティーブン・キング原作による名作ホラーを映画化。新進作家・ベンは新作のため幼少時代を過ごした町、セーラムズ・ロットへ戻って来た。9歳の頃に体験した嫌な思い出に苦しみ続けているベンは、その体験を本の題材にしようとしていたのだが…。


スティーブン・キングの見どころと言えば、
やはり多彩な登場人物の心理描写とその背景にあった環境が描かれている事。
ネットでは“多重人格作家”と称されていますが、
それは人の二面性として避けられないことでしょう。。。

キングの小説を実写化することは至難の業だ。
処女作と称されている『キャリー』の実写化は、監督が良かったせいか、かなりの成功であった。
ブライアン・デ・パルマ監督の力量は凄いと思う。
そして有名なのが、墓地からキャリーの手が出てくる強烈なシーン。
これが映画のウリであった。
だが、『スタンド・バイ・ミー』の映画以降は失敗の連続であった。
(因みに、『スタンド・バイ・ミー』はジャック・バウアーでお馴染のキーファー・サザーランドが主人公の一人として登場している。全然面影が無いような。。。)

そうそう、本作品でキーファー・サザーランドの実父ドナルド・サザーランドが
神父として登場し、ヴァンパイアにやられて受け継いでしまう役どころです。
『24シーズン7』の印象が拭えなくて、ずっと悪役の視点で観ていました。(苦笑

TVシリーズでは『デッドゾーン』『ローズレッド』(オリジナル脚本)等は、
個人的には成功した作品と言える。
『ローズレッド』は、あのスティーブン・スピルバーグ』と共同で制作するはずだったが、
両者の意見が合わなく、キングが自ら脚本したことは有名。
スピルバーグにやらせていたら、おそらく駄作の中の駄作になっていただろう。

キングは作品の実写化に“売れないジンクス”があってか、
映画やドラマの制作に関わらない時が結構ある。

その理由は、
まずは元となる小説の量が多い事、
登場人物がかなり多く、心理描写が追いつけない事、
ファンタジーのような美的描写の実現が難しい、
そして何よりも、かなりグロい事etc.

だが、題材に取り上げている物はかなり面白いことは間違いない。

長文になりました・・・。


本作品は、我々の身近に存在するものをテーマに挙げている。
それは「地域の“小さき世界”と“黙殺の連鎖”」であること。
平たく言えば、近所付き合いの功罪、てことでしょうかね。

主人公は少年時代で経験したトラウマの原因を究明するためにセーラムズ・ロットへ帰ったのだが、
それと同時によその人間が、主人公が経験した屋敷を買い取り、
その時から事件が始まる。。。

何より思い出すのが、暁の近所で起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」です。。。
少年たちが少女を誘拐・監禁・強姦し、
周囲の人間・大人がその事に気付いても少女を救おうとしなかった、決して忘れてはならない事件。

キングが認めた作家ジャック・ケッチャムの『The Girl Nextdoor』も、
その殺人事件と似通った、しかもアメリカで実際に起きた事件を題材に取り上げている。

共通点は、近所付き合いの閉塞感漂う暗黙のルール。
結局は自分の保身のために犯罪を見逃し、世間が知らなければそれは“犯罪”とは言えない、
自分さえ助かればそれで良い、という身近で起こりやすい出来事。
これが本作品にも垣間見ることができる。

その暗黙のルールによって、いつもの日常を過ごす。

そこが恐ろしく背筋が凍る。
人間の心の闇を鋭く突いた、狂気の世界。

本作品はそれほどグロくありませんが、心理描写は良くできていると思います。
ただ、原作とは違う点があり、ラストは「???」と呆気ないまま幕を閉じる。
また3時間超なので、時間の制約があります。。。


評価は78点。


あと、スティーブン・キングの実写化で楽しみたい方は『ランゴリアーズ』を薦めます。
グロはほとんどなく、いや、ホラーというよりもSFサバイバルです。
観て損はしないと思います。

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24 twenty four season8 [批評-海外ドラマ]

最後まで観ましたよ、24ファイナル・シーズン。

『LOST』のラストよりも素晴らしい出来でした!

終盤の始めの9巻からトンデモナイ展開が起き、ジェットコースター並みに事件が進んでいきます。

まさか元大統領が出てくるとはね・・・。

あのまま死んでくれればよかったのになぁ。

やっぱり「朱交われば赤くなる」。

テイラー大統領は悪魔に誑かされ、ジャックは四面楚歌の中、必死に抵抗を試みます。

もうジャック・バウアーは暴走しすぎ!

ホラー映画に出てくる猟奇殺人者よりも最強だし、何よりもラストに向かって血の嵐が半端ない!

これは15禁でも良いくらいの、微グロです。

クライマックスは、今までの集大成ってな感じ。

ラスト3時間はしばらく息が詰まるくらいの緊張感です!

(ぶっちゃけ言えば、シーズン3と5が折り重なったような展開だけど…)


そして、ラストがまた良いんですよね!

小道具がシッカリと活かされているし、哀愁漂う感じに仕上がっています。

これが映画版に繋がるんだろうなぁ。

ファンがやや納得できる結末でした。


これでTVドラマシリーズが終了してしまったんだけど、映画版にも期待が出来そうですね。


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海外ドラマ 『ヒットラー 第一部 わが闘争・第二部 独裁者の台頭』 [批評-海外ドラマ]

※今日から静岡県富士宮市において夏期講習会がありますので、しばらく留守です。

心にひそむ闇と狂気…。

ヒットラー <2枚組BOX> [DVD]

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□監督
クリスチャン・デュゲイ

□出演
ロバート・カーライル、ピーター・オトゥール、マシュー・モディーン、リーヴ・シュレイバー

第一部 わが闘争
<内容>
1889年、オーストリアの片田舎で生まれ、父親から繰り返し受けた虐待をから不安定な幼年期を送ったヒットラー。彼は父の死後、芸術家を夢見てウィーンへ上京するが、第一次世界大戦の暗い影がさし…。

<見どころ>
ロバート・カーライルが独裁者アドルフ・ヒットラーを熱演、名優ピーター・オトゥールら豪華キャストが共演した歴史大作。エミー賞2部門を受賞した秀作ドラマの前編。独裁者の知られざる幼少期から青年期までのエピソードを盛り込み、その人物像に迫った衝撃作で、ストッカード・チャニング、ピーター・ストーメア、リーヴ・シュレイバー、マシュー・モディーンら実力派俳優が共演。エミー賞美術監督賞・音響編集賞を受賞した秀作ドラマ。

第二部 独裁者の台頭
<内容>
第一次大戦にドイツ軍人として出兵したアドルフ・ヒットラーは、武勲の英雄として帰還するが、敗戦したドイツは混乱と貧困を極めていた。社会の矛盾に憤りを感じた彼は芸術家の夢を諦め、ドイツ労働者党(後のナチス)へ入党し…。

<見どころ>
エミー賞2部門に輝いた歴史ドラマの後編。ロバート・カーライル、ストッカード・チャニング、ピーター・ストーメア、リーヴ・シュレイバー、マシュー・モディーン出演。ヒットラーが圧倒的なカリスマ性を発揮し、国家指導者へとのし上がっていく様子と独裁政治の怖さを訴えかけた衝撃作。「フル・モンティ」のロバート・カーライルが30代~40代の独裁者を熱演。ヒンデンブルク大統領役は名優ピーター・オトゥール。



たまたま洋画★シネフィル・イマジカで放送していたので、録画して視聴。
原文と翻訳に違和感を感じてamazonの批評を見たら、案の定誤訳等があった。
これが無ければ、物すごく良い出来だと思うんだよね。

冒頭からサラッとヒットラーの思春期が描かれて青年にあっという間になり、
彼が画家になることを挫折して衣食住に苦労し、
ユダヤ人らに職を奪われたという右翼の言葉を鵜呑み、そして第一次世界大戦前後で偏見に陥る。
その心の動きがよく描かれていて、まるで今もその当時の混乱と似ているような気がした。
だから他人事とは思えない、この作品。
混沌とした世の中だからこそ、思想が狂い、暴力が蔓延し、あるいは恥を知ることもない。
虐待という暗い過去があるが、しかし人格形成に伴うなかで厳格の度を過ぎれば、
その子どもは相当なプレッシャーと失敗へのコンプレックスを負うことになるだろう。

大戦中に彼は自国民だけが戦場に駆り出され、
ユダヤ人は楽をしているのではないかという妄想を周囲に漏らすと、
その中にユダヤ人の兵士がいて、また上官もいた。
ヒットラーはとりあえず口をつぐみ、上官には褒美をもらうために戦果を挙げるがいざこざがあった。
そして毒ガスにやられ、気がついた時には敗戦の知らせが待っていた。

ヒットラーの最初の演説は躊躇があった。
だが自らの主張を唱え続けることにより、恐らく心の奥底から湧いてきたのだろうか、
恐怖から狂気じみた熱弁が込み上げてきて明快に二者択一の論法の形を取った。

それがミュンヘン一揆での裁判の時も熱弁をふるい、多くの人たちの心をつかんだ。
危機感を抱いていた記者はヒットラーの邪な政治手段や内部情報を新聞に載せるが、
いよいよナチス党の力が強まってくると全権委任法の成立&ワイマール憲法の停止が行われた…。

その記者の言葉に、
「最悪の選択は何もしない事だ」(おぼろげですが)
という重さに胸が痛む。
混迷であるからこそ、国民一人一人がそれぞれの考えを持って行動しなければならない。
混迷期における傍観者は、恐らくは許されない。
なぜなら「見て見ぬふり」であるし、「自分とは関係ない」という自己中心的な思考だからだ。
それは悪しき為政者やカルトにとって都合の良いことであり、結局損をするのはいつも国民だ。
そうならないためにも、いつも政治や報道に関心を持つべきではないか。

なかなかよく出来ているのですが、他のドキュメンタリーと比べると何か違うような気がするんだよね。
アメリカが作ったものだから…ね。
たしかヒストリーチャンネルのドキュメンタリーでは、
アメリカが公開しない当時の一般ドイツ国民の資料映像があった。
それを見ると、また別の視点で語ることができる。
まあ、ドラマとしてクオリティが高いのは確かです。


評価は81点。

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暁のファン募集中です☆ ヨロシクです(^^)/~~~

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