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映画批評 その176 『アメリカン・ナイトメア』 [批評-映画]

1950年代~1970年代、狂気のアメリカがあった・・・・。

amazonより。
商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
G・A・ロメロ潟g塔c窿wcJaK、『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の製作に関わり今やホラー映画の巨匠となったトム・サビーニの他ジョン・ランディス、ウェス・クレイブン、トビー・フーパーらへのインタビューで綴ったホラー映画史のドキュメンタリー。
内容(「Oricon」データベースより)

60年代から70年代にかけて作られたスプラッターホラー映画の魅力に迫るドキュメンタリー。「ハロウィン」のJ・カーペンター、「ラビット」のD・クローネンバーグ監督たちが自作を解説する。

ホラーファン必見のドキュメンタリー映画である。
今ではなかなかレンタル店には置いていないので、かなりの希少価値です!
見つけた方は、迷わす借りてみて下さい。
ホラー映画に隠された、ある種の思想がそこに浮かびあがってきます。

キング牧師の暗殺、ケネディ大統領の暗殺で世界のもろさを描いた作品が、
実は『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』で描かれているという。
またその作品のラストシーンは、黒人差別によって弾劾する白人を彷彿させる。
さらにトム・サヴィーニがベトナムへ出征し、恐怖をどう伝えるかを実感し、
ホラー映画に取り込んだのだという。
しかし、本人は「本当はあの恐怖を伝えるが不可能だ」と述べている。
クローネンバーグは性革命を追求し、
「それは美しくもあり、恐ろしくもあった。解放のエネルギーあった。それまで閉じ込めていたものに対する可能性がどんどん開かれたのだから」
と若者の閉塞感ただよう社会への自由を描き、その行き過ぎた自由の制裁をカーペンダーが描いた。
そう、スラッシャー映画の最高傑作とも言われている『ハロウィン』である。
70年代のあけっぴろげの風潮を風刺し、性と酒に耽る若者への制裁をブギーマンが下すことによって、
その風潮の終わりを告げさせた。

ホラー映画というものは、もとは哲学的なものであり社会を反映させる手段であった。

数々の屈指のホラー監督が話を通じてアメリカの光と影を照らす、ある意味で贅沢な作品だ。
好き嫌いが分かれるかもしれないが、個人的にはすごく気に入ってる。
たったの73分しかないが、かなり濃縮されている。
ホラー入門でも良いし、通でも楽しめる。
観て損はしないだろう。


評価は83点。
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NONNONオヤジ

アメリカという国は、常に狂気を孕んで大きくなって来たと思っているぼくです^^!

by NONNONオヤジ (2010-04-28 10:32) 

竜眼寺暁

NONNONさん、こんにちは!
そうですよねぇ。
自由の国と謳われながら様々な弊害が起こり混乱が生じた。
自由という定義を明確にしないのでしょうかね?(^^ゞ
by 竜眼寺暁 (2010-04-28 14:29) 

きくたん

はじめまして。

実は今日「ケネディ大統領」をテーマにブログを書きまして、

他の皆さん、どうかなと思い、覗かせていただけました。


おもしろいですね。

ありがとうございました。


by きくたん (2010-06-02 11:34) 

マルベリー 店舗

今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
by マルベリー 店舗 (2013-06-29 17:23) 

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